アンサンブル・ソノーラの代表として、沢田穣治、渡辺亮のお二人、そこに永田砂知子が参加し3人編成のセッションとなりました。沢田穣治が桂フォーンで弓を使ったソリスティックな演奏をしているのに対し、渡辺亮が渡辺フォーンを使った低音のリズムパターンで、永田砂知子が高木フォーンの重低音のみで、ひたすら音楽を支えています。
6:24あたりからこっそり入ってくる渡辺亮のリズムパターンによりラストまで一気呵成に疾走するドライブ感はアヴァンギャルドでありながらとても気持ち良く聴ける音楽になっていると思います。どうぞお聴きください。
text by sachiko nagata
バシェ音響彫刻「桂フォーン」「渡辺フォーン」「高木フォーン」
演奏:「アンサンブル・ソノーラ」沢田穣治・渡辺亮 + 永田砂知子
この映像は2020年5月1日 川崎市岡本太郎美術館「音と造形のレゾナンス」展の
展示空間のなかで収録された。
~フランソワ・バシェ生誕100年 日本万博博覧会から50年~
「音と造形のレゾナンスーバシェ音響彫刻と岡本太郎の共振
主催:川崎市岡本太郎美術館 後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 公益財団法 人日仏会館 企画協力/バシェ協会 協力/大阪府 東京藝術大学 GEIDAI FACTORY LAB 京都市立芸術大学 芸術資源研究センター
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